米国株式投資にあたって、会社について調べるウェブサイト紹介 その2 予想EPSやGICS分類など

どうもどうも、GW最終日となり絶賛サザエさん症候群のおぎゃんです。

 

みなさんはいかがおすごしでしょうか。

私は近所の公園を散歩なんてしてきましたけれども、ホントに全然人がいなかったですね。

一刻も早くかつての日常がかえってくると良いのですが、、、

 

さて、このまえの記事

ogyan.hatenablog.com

 では、米国株投資をするにあたって会社の情報を調べる6つの方法をご紹介しました。

(1)FINVIZ https://finviz.com/

 

(2)Macrotrends https://www.macrotrends.net/

(3)MORNING STAR https://www.morningstar.com/

 

(4)Yahoo!ファイナンス https://finance.yahoo.co.jp/

 

(5)EDGAR https://www.sec.gov/edgar/searchedgar/companysearch.html

 

(6)米国会社四季報

でした。

 

これに加えて便利なサイトをさらに発見しましたので3つご紹介したいと思います。

 

(1)Yahoo! finance  https://finance.yahoo.com/

またヤフー!?と思われたかもしれませんが、こちらは.comなのでアメリカ版(のはず

)です。ヤフーファイナンスなんて日本語でも英語でも一緒やろと勝手に思っていたのですが、全然違いました。

個人的に、これまで紹介したウェブサイト等になかった最重要ポイントとしては、

将来のEPS等の予測値が見られるということです。(いままで紹介したところでも見られたらすみません。汗)

これから株を買うに当たっては、おそらく予想PERを使うことも多いのではないかと思います。こうした予測値を利用するには予想EPSが不可欠なのですが、以下の方法で見ることができます。

ティッカーコードを検索窓に入れて、サジェストされる企業名をクリック。

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検索結果に表示される会社個別の画面から、Analysisをクリック。

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すると、↓のようにばっちりでてきましたね。

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これ、一番上の行を見ていただくとわかるんですが、予想したアナリストの人数(ですよね?)が書いてあるんですよ。

なんとAppleについては36人ものアナリストが予想を行い、今年度の予測EPSの平均値は12.32、おそらく36人の中で最低を予想した人で11ドル、最高で13.29ドルという予測だったということでしょう。違ったらすみません。

 

確かに米国四季報やら、ネット証券のサイトにも予想は書いてあったりしますが、アナリストの人数や、その予想の最低値と最高値まで公開しているのはすごいなと思います。ただ、あくまで予想なので、信じるか信じないかはあなた次第、ということになりますね。

この最高値と最低値の間に実際の結果が入る確率ってどのくらいなんでしょうね、、、気になります。

 

(余談ですが、1番目に紹介したFINVIZはforward PEを導くためにここの予測値を用いているように見えましたが、そうなんでしょうか。)

 

(2)Investing.com 日本版 https://jp.investing.com/

ここの推しポイントは、損益計算書、賃借対照表、キャッシュフロー計算書が日本語で見られることです。

(ちなみに、MacrotrendsやMORNING STARでも見られますが、若干項目が粗い気がします。比べてみてください。)

なんか身に覚えがないんですが、両端にえっちな広告が出ていたので両サイドはカットしてます。

ここもおなじですね、とりあえずティッカーを入れてクリック。

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それから、会社のページで会計報告にカーソルを合わせると、好きなものが開けます。

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ためしに賃借対照表を開いてみると、こんなかんじ。4年分見られますね。

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(3)Fidelity https://www.fidelity.com/

フィデリティ・インベストメンツのページと思われます。

ここが良いのは、その会社がどのGICS分類にあたるのか紹介してくれている点です。

意外と、どこもGICS分類載せていない気がします。

 

GICS分類とは、

www.nomura.co.jp

ここによると、「S&PMSCIが共同開発した産業分類」ということのようです。

さらに、

GICSとは? | 投資信託の投信資料館

によれば、その10分類とは「エネルギー、素材、資本財・サービス、一般消費財・サービス、生活必需品、ヘルスケア、金融、情報技術、電気通信サービス、公益事業」ということのようです。

 

とある会社が、GICS分類上どの分類になっているか、というのはさほど重要ではないと考えられるかもしれませんが、これは分散投資をする際に有用のようです。

例えば、自分がとりあえず選んだ10社が、GICS分類上すべて「情報技術」だったばあい、社会情勢の変化等で良くも悪くもすべての会社の業績が同じような動きをしてしまい、分散投資の利が得られなくなってしまいます。

そこで、これらの分類がある程度ばらけるように選ぶ、ということのようです。

 

調べ方は簡単です。また例のごとくティッカーを入れて

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会社の個別ページに飛べたら、下の方のCompany Profileにあります。

Appleはinformation technologyということのようですね。

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長くなってしまいましたが、今日は三つの便利なウェブサイトを紹介しました。

みなさんも良いソースなどあればぜひ教えてくださいね~~。