気胸で手術します。(3度目)その三

退院しました。

 

というか、退院してました。

正確には先週の土曜日、10月2日に退院しました。

 

術後一週間、やっと体調も安定してきた感じがします。

あらためて振り返ってみると、結構怒涛だったなと思います。

 

9月24日(金)夜:右肺気胸の感覚、痛みが出てくる。

翌日から一週間休みを取って帰省する予定でいたため、帰省をどうするか考えるために夜間外来へ。やはり軽度の気胸だったことが分かったので、その晩のうちに帰省をキャンセル。

診てくれたのは呼吸器内科の先生だったのですが、心電図をとっている間におそらく入院病棟まで行ってくれて、呼吸器外科の先生と相談してくれたようです。「このまま入院してもらって、月曜に手術とかでも良い」という話をもらうが、その時点で自分としては翌日からハッピーな休みと帰省の気分万歳で脳裏に温泉までちらついていたので、さすがにいきなり入院手術にはスイッチできず、経過観察とする。

 

25日~26日の土日:安静にしつつだらだら過ごす。その中で、このまま一週間の休みを安静で過ごすのもしんどいなと感じる。特に、今頃本当なら温泉に入っているはず、、、と思うと何ともやりきれない気分でした。漫画でもどっと全巻買って家で読むとかも思いついたのですが、楽しみにしていた一週間の休みを漫画で食いつぶせるかというと、時間だけでなく気持ち的にも満たされねぇな、、、と。

それなら、一週間の休みを活かしていっそのこと手術してしまうのはどうかなと思いいたる。帰省がつぶされた憎さもあるし、これだけ頻発されると仕事も休みにくい。仮にまた来月再発で一週間休みますとかちょっとやりづらいなと。

手術は2015年以来で、ブラ(肺の薄くなったところ)を切ってしまえば再発率を下げることができます。

 

26日(日)の夜には手術する方向で決意が固まる。

こんだけ再発するのもつらいので、気胸といえば世界的権威の日産厚生会玉川病院を紹介してもらえるかも含めて月曜に相談することに。

 

27日(月):昼から呼吸器内科の先生に相談。右肺はというと、金曜から変わらず。

自分の場合、気胸になってもリカバリーが早いほうだったので、土日はさんでも不変というのは結構治りが悪いなと思いました。

入院手術希望と、玉川病院への紹介をお願いできるか相談。

呼吸器外科の先生を呼んでいただきいろいろと話した結果、おそらく先方でも今週の夏休みを活かすくらいのスピード感では切れないだろうということで、もともとかかっていた病院で切ることに。

しかし、肺の状況がかなり微妙で切らなくてもよいのではないかという意見も出る。

というのも、左肺は9月上旬に気胸になっているものの現在気胸ではなく、過去のCTでは明確なブラが見当たらない。(開けてみても病変がないと切るものがない。開けてみて初めて見つかるということもあるものの、病変もないのに開けるのはリスキー)

 

また、右肺も過去の手術による癒着があるため、今回のように気胸になっても大きな虚脱が起こらない(=そのままでも重症化しにくい)。逆に手術するとなると癒着をすべてはがして行うことになるため、結構大掛かりな手術になる。そのうえ心臓付近の癒着をはがす際には心臓から遠い肺寄りを切るために若干出血などで手術の予後が長引く可能性があるとのこと。

 

かなり長い時間話して迷ったのですが、最終的には

・右肺には明確な病変がある。素人目にも結構ぷっくりと立派なブラがありました。

・再発したときに重症化しなくても日常生活に差しさわりが出る。

・左肺も9月には結構大きな気胸をやっている

ということで両側を胸腔鏡手術することで合意し、動き始めました。

 

まず入院のためPCRをうける必要があるので、少しずつ手術の日が後ろにずれるのですが、月曜時点でPCRを受け、28日火曜の午前中にPCR陰性が確認できれば

28日(火)に入院することになりました。

月曜のうちに入院を申し込み、その日は帰りました。

翌日から入院、手術でしばらくシャバの食事が食べられなくなるので(というか退院が決まっていないのでいつになるかわからない)、せっかくなので駅前のおいしいと評判の蕎麦屋で、普段一人でなら食べない天ぷらそばを食べる。

そのまま駅前で入院グッズをそろえて帰る。

 

27日(火):注文していたネットショッピングの荷物を午前でぎりぎり受け取り、

いざ病院へ。晴れていて気持ちよかったですね。しかし緊張しました。

 

長くなってきたので入院篇は次回にします。どういう編成やねんという感じですが。

 

 

 

 

 

気胸で手術します。(3度目)その二

こんばんは、おぎゃんです。

 

3度目の手術が昨日無事に終わりまして、今は入院中です。

 

あるいて手術室に入るあの緊張感はいつでも変わらないですね、、

緊張が半端なさすぎて脇汗と熱が出ました。

 

しかし熟練の先生方のおかげで無事に手術を終えることができました。

 

両肺手術だったので、今朝までは左肺のドレーンが痛すぎて全然動けなかったのですが、今朝早々に左肺のドレーンが抜け、ご飯も食べられたので点滴が抜け、と少しずつ体につながっている線が少なくなってきてハッピーです。

 

今は右のドレーンと、硬膜外麻酔だけ繋がっている状態ですね。

 

明日午前中にドレーンをクランプしてレントゲンを撮ってもんだいなければ、明日こちらも外れる予定です。

 

面会が禁止なので誰にも会うことができずけっこー鬱屈とするなぁという感じですが、看護師様様でとても丁寧に見ていただいています。

昨日は動けなかったので水をとってくれだの、いろいろ助けていただきました。

 

なんとなく手術といえば医師という感じですが、看護師との連携があって初めて成り立つのだなぁと思いました。

 

今日はなんとなく術後の疲れ?なのかぼーっとするなーと思ってひたすら寝ていましたが今はわりと痛みもなく元気で、暇を持て余しています。

 

暇ならアマプラとかみればと思うのですが、意外とこういう暇だと食指が動かないんですよね。

仕事をやりつつ、終わった後の時間に見るとかは楽しいんですけど、暇みたいなものをどーんともらうと逆に楽しめないというか、、

 

たまに地上波とか見つつ、うだうだ過ごしています。

単なる記録って感じですが、こんな感じで入院3日目です。

 

 

気胸で手術します。(3度目)その一

おひさしぶりです、おぎゃんです。

 

今日から気胸の手術入院をすることになりました。

入院して病院着を着ると、何も変わってないのにすごい病人感がでて萎えます。医師やら麻酔科医やらからいろんな説明を聞いて不安のせいか頭が痛いです、、笑

 

なんか、以前別の病院でやったときは硬膜外麻酔のリスクとかあんまり説明されなかった気がしますがこちらでは結構きちっと説明されましたね。あと、ストッキングも履かなかった気がしますね。

 

インフォームドコンセントが大切とめちゃ思うし、そうあってほしいのですが、いざいろんなリスクとかを話されるとやっぱ怖いもんがありますね。宝くじ当選者の話を聞くと当たる気がする、の逆で。

さきほど執刀医からの説明も受けて、改めて気が引き締まる思いです。

 

気胸の手術は3回目なので、三度目の正直になります。ただ、手術が緊急に必要だからやるというよりは、今回の軽度な気胸を機会に、あまりに再発するから手術しておこうと積極的に決めて手術に踏み切る感じです。

何回繰り返すねんと、嫌な感じなのですが気胸自体とは随分長い付き合いなのでこの機会に振り返りをしたいなと思います。

 

気胸に初めてなったのは2011年の高校の卒業式の日でした。

なんか肺が痛いなぁと思いつつ、とりあえず卒業式に出席しました。

家の近くの内科で診てもらったところ、レントゲンで気胸になっていたことが判明。

 

気胸は、高校の同級生で知っているだけでもすでに3人がなっていて、再発とかしているやつもいたと思うので「あれかぁー」という感じでした。

 

その時は自然治癒で直したのち、大学受験の関係で3月に東京へ。

その際、3月11日の東日本大震災にあいます。

気胸大丈夫か?というのを東京の内科で診察したのち、飛行機で翌日地元に帰りました。

今考えるとけっこーリスキーなことしたなとおもいますね。

 

それから地元に帰ってきてすぐに再発、だいぶでかい気胸だったので大きな病院で3月中に入院手術。この時は右肺のみ。

 

その後しばらくは大丈夫だったものの、また2011年内くらいに軽く再発。

大学時代は入院するような大きな気胸はなく、軽症の気胸を数ヶ月おきにくりかえしつつ騙し騙しすごす。

この頃も、気胸で授業を休んだり、サークルを休んだりと気胸のせいで?いろいろ苦労しました。

「ガラスの肺なので、、」とか言ってましたね。

気胸ももちろん重症化すると大変だとは思うのですが、自分の場合は軽い気胸になる→重症化を防ぐために日常生活の行動制限が出る。

というパターンが多くて、いろいろな予定がキャンセルされることもしばしばでした。

みんなでディズニーランドに行くという前日に気胸になって、行けるかどうかギリギリまで悩み、夜中にセブンのチケット販売機の前で悩んだ記憶があります。(結局行かなかった)

大学の合宿の直前に気胸になり、合宿先に近い病院を調べて合宿に行ったこともありました。朝方に宿の外を歩きながら、肺がいてぇ〜と思った記憶があります。

オケをやっていたので大学の引退コンサートがあったのですが、それの一週間前にも結構大胆な気胸になって一時はコンサート出演が危ぶまれたんですが、なんとか自然治癒で治して?のりました。

あげだすとキリがない気がします。

(考えてみると大体ストレスかかってる時ですね。逆に、ストレスめちゃかかってるけど気胸にならない時もあり、どちらかというとストレスは気胸の必要条件って感じが体感的にはします。今回は学生時代に比べるとストレスが少ない気がするんですけどねぇ、、)

 

おそらく病院に行かない程度な気胸とかも含めるとこの間に左右合わせて10回以上はなってるだろうなぁと思います。

 

とはいえ、演劇をやったりと結構でかい声出したり無茶してましたね、、。そのわりにはまぁ無事だった方かなという気もします。

 

その後、流石にこれだけ再発するのは日常に差し障る、、、ということで2015年に計画的に手術。

このときは両肺でした。

 

手術しんどいなー(術後)とおもってもうやりたくねーと思ったのですが、もう一度、という運びになりました。というか、両肺手術しよう!と決断しました。

 

というのも、現在社会人になって、ぽろぽろ気胸になるたびに仕事を休みたくないなぁということや、様々な予定が気胸でダメになってほしくないなぁという理由です。とても楽しみにしてきた旅行とか予定が、気胸のせいで潰れてしまうのはとても悔しい。

それに、軽度とはいえ毎回なるたびに重症化の不安にさらされ、自宅安静の時にはなんとなく心が荒みます。

 

もちろん、手術しても再発することもあるのですが、手術しないことにはずっとこのままとなってしまうので、、。

手術すれば、再発のリスクを下げることができるというのが一番嬉しいですね。

ただ、やはり手術するとなるとそれはそれですごく怖さもある。

手術って体メス入れますし、いろんな薬やドレーンも入れますから、そりゃ絶対安全ではない。

それだけかんがえれば、リスクを避けて受けないのが心は穏やかかもしれません。

今も心のどこかで、こんな嫌なことやめたいなー、気胸にちょこちょこなりながらナァナァにやっていけばいいんじゃないかなーーという気持ちも正直あります、、。

しかし、もっともっと楽しく健やかに生きるために、自分は手術することを今回決意しました。

つづく

 

夏至が好きな話

一年ぶりの更新になりました。怠惰ですね。

 

新型コロナ禍が始まってすぐのGWに、暇だったので「これは米国株投資ブログにしよう!」と思い立ったわけですが、結局全然更新せず。

 

やっぱり世間の投資家のブロガーの人はすごいですね。なにって、継続力がすごい。株のリターンとかさておき、ブログが続いているのがすごい。投資してるだけでもなかなかの労力なのに、それを記事にしちゃおうっていうんだから、やっぱりエネルギーがすごいなと思います。

 

2020年5月に米国株ブログを始めたあと、結局もはやコロナバブルとなって株価は右肩上がりとなったため、私もなんだかんだ運よくその波に乗ることができました。

かといって調子に乗ってもあかんなとか、投資って難しいんだなとかいろいろ思うところもあるので、投資は細々続けておりますが、今は基本的に世界のさまざまな種類のインデックスETF分散投資する感じで行こうかなと思っています。あんまり欲を出してはいかんですね。そんなわけでこのブログも投資ブログにするのはやめておこうと思います。たまに書くかもしれませんが、それは投資ブログというよりはあくまで日記レベルの話で。

 

それはさておき、なんで突然ブログなんて書き始めたのやらと思われるでしょうが(読者が存在するなら)、なんとなくツイッターでは短すぎるなと思うことがたまにあるんですよね。

 

自分はツイッターのほうがブログよりははるかにマメに投稿しているし、ツイッターのほうが向いてるなとかおもうのですけれど、時々、ちょっと短いなと思うんです。なんというか、単純に投稿できる文字数の問題というよりは、空気の問題というか。300文字打てればツイッターでもいいのかというとそうでもないというか。

 

ツイッターやインスタグラムのように、横並び(縦並び)のスクロールの中にある様々な流れの一つ、というよりは、ブログの記事って小部屋みたいな感じがするんですよね。複合商業施設ってよりは、街のちょっと入りにくい小さい古着屋とか、画廊みたいな感じっていうんですかね。正直、僕も他人のブログは読まないので、どこの馬の骨だかわからない人の小部屋にまで立ち入ってよくわからない長めの独り言を読むなんてなかなか今時流行らないよなーと思います。

 

そう考えると、自分がブログを全盛期でやっていた2005-2008年あたりというのは、不思議な時代だったなぁという感じがします。

ブログというか、CURURUというmixiのマイナー版みたいなやつだったんですが。

 

友達の投稿を見に行ったり、コメントをしたり、独特の空気感がありました。家に帰ってからも、いろんな人の家に遊びに行っているような感覚というんですかね。毎日ちょっとしたお祭りっぽい感じがしていました。

あの時代に匂いがあってくれればなぁと思うのですが、残念ながらインターネットの思い出には匂いがないのですね。

 

CURURUのことなんか調べだして少し懐かしい気分になってきました。

しかし、ツイッターでは短すぎる、なんてついさっき言ったばかりですが、いざ書き出してみると特に話したいことなんてなかったんじゃないか?という嫌な汗をかいてきます。

 

夏至について書こうと思ったのですが、夏至にたどり着く前に疲れました。

夏至についてはまた冬至の頃にでも書こうかと思います。

 

何の記事やねんこれという感じですが、

それではではまた。

米国株式投資にあたって、会社について調べるウェブサイト紹介 その2 予想EPSやGICS分類など

どうもどうも、GW最終日となり絶賛サザエさん症候群のおぎゃんです。

 

みなさんはいかがおすごしでしょうか。

私は近所の公園を散歩なんてしてきましたけれども、ホントに全然人がいなかったですね。

一刻も早くかつての日常がかえってくると良いのですが、、、

 

さて、このまえの記事

ogyan.hatenablog.com

 では、米国株投資をするにあたって会社の情報を調べる6つの方法をご紹介しました。

(1)FINVIZ https://finviz.com/

 

(2)Macrotrends https://www.macrotrends.net/

(3)MORNING STAR https://www.morningstar.com/

 

(4)Yahoo!ファイナンス https://finance.yahoo.co.jp/

 

(5)EDGAR https://www.sec.gov/edgar/searchedgar/companysearch.html

 

(6)米国会社四季報

でした。

 

これに加えて便利なサイトをさらに発見しましたので3つご紹介したいと思います。

 

(1)Yahoo! finance  https://finance.yahoo.com/

またヤフー!?と思われたかもしれませんが、こちらは.comなのでアメリカ版(のはず

)です。ヤフーファイナンスなんて日本語でも英語でも一緒やろと勝手に思っていたのですが、全然違いました。

個人的に、これまで紹介したウェブサイト等になかった最重要ポイントとしては、

将来のEPS等の予測値が見られるということです。(いままで紹介したところでも見られたらすみません。汗)

これから株を買うに当たっては、おそらく予想PERを使うことも多いのではないかと思います。こうした予測値を利用するには予想EPSが不可欠なのですが、以下の方法で見ることができます。

ティッカーコードを検索窓に入れて、サジェストされる企業名をクリック。

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検索結果に表示される会社個別の画面から、Analysisをクリック。

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すると、↓のようにばっちりでてきましたね。

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これ、一番上の行を見ていただくとわかるんですが、予想したアナリストの人数(ですよね?)が書いてあるんですよ。

なんとAppleについては36人ものアナリストが予想を行い、今年度の予測EPSの平均値は12.32、おそらく36人の中で最低を予想した人で11ドル、最高で13.29ドルという予測だったということでしょう。違ったらすみません。

 

確かに米国四季報やら、ネット証券のサイトにも予想は書いてあったりしますが、アナリストの人数や、その予想の最低値と最高値まで公開しているのはすごいなと思います。ただ、あくまで予想なので、信じるか信じないかはあなた次第、ということになりますね。

この最高値と最低値の間に実際の結果が入る確率ってどのくらいなんでしょうね、、、気になります。

 

(余談ですが、1番目に紹介したFINVIZはforward PEを導くためにここの予測値を用いているように見えましたが、そうなんでしょうか。)

 

(2)Investing.com 日本版 https://jp.investing.com/

ここの推しポイントは、損益計算書、賃借対照表、キャッシュフロー計算書が日本語で見られることです。

(ちなみに、MacrotrendsやMORNING STARでも見られますが、若干項目が粗い気がします。比べてみてください。)

なんか身に覚えがないんですが、両端にえっちな広告が出ていたので両サイドはカットしてます。

ここもおなじですね、とりあえずティッカーを入れてクリック。

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それから、会社のページで会計報告にカーソルを合わせると、好きなものが開けます。

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ためしに賃借対照表を開いてみると、こんなかんじ。4年分見られますね。

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(3)Fidelity https://www.fidelity.com/

フィデリティ・インベストメンツのページと思われます。

ここが良いのは、その会社がどのGICS分類にあたるのか紹介してくれている点です。

意外と、どこもGICS分類載せていない気がします。

 

GICS分類とは、

www.nomura.co.jp

ここによると、「S&PMSCIが共同開発した産業分類」ということのようです。

さらに、

GICSとは? | 投資信託の投信資料館

によれば、その10分類とは「エネルギー、素材、資本財・サービス、一般消費財・サービス、生活必需品、ヘルスケア、金融、情報技術、電気通信サービス、公益事業」ということのようです。

 

とある会社が、GICS分類上どの分類になっているか、というのはさほど重要ではないと考えられるかもしれませんが、これは分散投資をする際に有用のようです。

例えば、自分がとりあえず選んだ10社が、GICS分類上すべて「情報技術」だったばあい、社会情勢の変化等で良くも悪くもすべての会社の業績が同じような動きをしてしまい、分散投資の利が得られなくなってしまいます。

そこで、これらの分類がある程度ばらけるように選ぶ、ということのようです。

 

調べ方は簡単です。また例のごとくティッカーを入れて

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会社の個別ページに飛べたら、下の方のCompany Profileにあります。

Appleはinformation technologyということのようですね。

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長くなってしまいましたが、今日は三つの便利なウェブサイトを紹介しました。

みなさんも良いソースなどあればぜひ教えてくださいね~~。

株と、誰も知らない未来

どうもこんにちは、まぁまぁお久しぶりです。おぎゃんです。

最近のマイブームは、ネトフリで『フルハウス』シーズン1を見ることです。

 

ブログを更新していない間にも日々着々と株について調べを進めてきました。

そこで、「どうやら世の中には株についての役立つブログがめちゃめちゃたくさんある……!」ということに気付き始めました。

適当に米国株でググったらランキング出てきたので、こんな感じ。

https://stock.blogmura.com/americastock/ranking/in

みなさん構成とかもすごく凝ってて、有益な情報を惜しみなく提供しており、なにより自身が優れた投資家というのはすごいですね。

そして、大体なぜかブログの記事のサムネにきれいめな写真がついている。

 

まぁ自分のブログ感覚は2000年代で止まってますし、優れた投資家でもないので、開き直って思い切り「株についての役に立たないブログ」というスタンスで行こうと思います。後程ブログのタイトルも変えようと思います。

 

ブログがこれだけたくさんあることにも象徴されますけど、本当に株については様々な情報があるなと実感します。本屋に行けば本棚一面びっしりと株についての本があります。

これだけ情報があふれていると、いったい株式投資ってなんなんだ?とよくわからなくなってきました。

 

 そこで、そもそもこのように株についての情報が氾濫している理由を考えてみると、99%それは未来が分からないことに起因するのではないかと思います。当然と言えば当然の話なんですが、意外と個別的具体的な情報を追っかけていると、このことを忘れがちになる気がします。

 

例えば手元に、2030年や2050年の会社四季報があればもはや銘柄選びに迷うことなんて全然なくなり、株についてのブログや本はほとんど不要になるのではないかとさえ思います。(もちろん、資産を増やす以外の目的の場合は別ですが。)

どの会社がどのくらい伸びるか、わかっていればそれを買えばいいわけです。

いわゆるテンバガー株(10倍株)なんていうのも余裕で見つけられるでしょう。

 

チャートを読むテクニカル分析であれ、会社の業績を見るファンダメンタル分析であれ、要するにどの株が伸びそうか、未来を推測する作業をしているということになると思います。

 

そこで、今後ぐーんと業績が伸びるだろう株を買うグロース投資や、現在過小評価されているから将来適切に評価されることで株価が伸びるだろう株を買うバリュー投資というものがでてくるわけですよね。

しかしどちらも未来において、本当にその会社が伸びるか、や、本当に過小評価されていた企業が適切に評価されるのか、は究極分からないわけですよね。あくまですべては推測にすぎないわけです。

 

そこでとりあえずは、株についてこれだけたくさんの情報があっておぼれそうになるけれども、基本的には誰も知らない未来をできるだけ確度をあげて予想する、という悪戦苦闘の功績であって、どこかに正しい答えが存在するものではないのだと理解したいと思います。

 

まだまだ知らないことがたくさんあるので、今後は

ベンジャミン・グレアム

賢明なる投資家

証券分析

フィリップ・A・フィッシャーの『株式投資で普通でない利益を得る

ローレンス・A・カニンガムの『バフェットからの手紙

ハワード・マークスの『投資で一番大切な20の教え

あたりで勉強していきたいなぁと考えています、、、長い投資生活のんびりと読んでいければと思います。

本当はこの記事で、現時点での銘柄選びについて話そうと思ったんですが、長くなりすぎたので次の記事にしようと思います。

 

この記事は何を言いたかったんだ?ほんとうに役に立たない記事だな~~。

米国株式投資にあたって、会社について調べるウェブサイト紹介

どうも、米国株スーパー初心者、おぎゃんです。

なんならまだ買ってませんからね、株。

 

果たしてこれほどの初心者がいるでしょうか。

初心というか、始めてすらいないので無心かもしれません。無心者。

 

さて、株を買うといってもどうやらいろいろな買い方(売り方)があるようです。

例えば、株価のチャートを読んでその上昇や下落を予測して日々売り買いするデイトレードとか……。

 

私がいま一番興味を持っているのは、会社の財務諸表などの中身を分析してこれから株価が伸びそうな会社に投資をするという方式です。これ、ファンダメンタル投資っていうんですかね?(今日知りました。さすが初心者です。)

 

これから株価が伸びると一口にいってもバリュー投資とかグロース投資とかいろいろあると思うのですが、いずれにせよ、会社の中身についての情報を得ることがとても大切なのではないかと思います。(大切なところなのでアンダーラインです。)

 

さて、そこで私が米国の会社について調べる時に使えるサイト(+α)をいくつかご紹介したいとおもいます。このサイトはこれがだめだ、とか、もっといいサイトがあるとかあれば教えてください。

 

(1)FINVIZ https://finviz.com/

なんといっても、Stock Screener(スクリーニング機能)がいいなぁと思ったサイトです。逆にいうと、良い感じのスクリーナーをここしか知りません、、、。

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かなり細かく指定できますよね。英語なんですけど、これでPERとかROEとかDept/Equity Ratioとか、国とかを絞っていくことができます。これで、なんとなく良さげな会社にあたりをつけることができそうです。

こんなかんじで、それぞれの企業の最新の?データも確認できます。これはAppleのです。

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(2)Macrotrends https://www.macrotrends.net/

FINVIZでスクリーニングして出てきた気になった会社は、さらにこのMacrotrendsを使って過去の情報までさかのぼって調べてみることができます。トップ画面に、企業の名前やティッカーコードを入れます。

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このサイトがいいなぁと思うのは、10年以上前からのEPSなどをグラフで見ることができることです。

例えば、AppleのEPSはこんな感じ。

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ROEやPERなんかも同じように見ることができます。

ただ、自分が見つけられないだけかもしれませんがBPSがないように見えます。

計算すれば良いといえばそうなのですが、面倒なのでできれば10年分公開しているウェブサイトはないかなーと思っていたところ、ありました。↓

 

(3)MORNING STAR https://www.morningstar.com/

まぁ株やってる人ならだれでも知ってるだろうというおなじみのサイトなんでしょうか。

最初の画面左上のボックスにティッカーを入れて、それぞれの会社のトップ画面のkey RatiosからFull Key Ratios Dataですね。

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ここなら、BPSも十年見ることができます。

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(4)Yahoo!ファイナンス https://finance.yahoo.co.jp/

ここまで来てヤフーファイナンス?と思うかもしれませんが、

日本語でどんな会社なのかざっくり書いてくれているのでありがたいです。

企業情報ってところです。会社の公式HPへのリンクなんかもあって、なかなかいいですね。意外と従業員多いな、とか少ないな、とかわかるのもおもしろいです。

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とここまで来て、公式的な情報見なくていいんかい、というツッコミがでそうなので、最後に一応公式的なデータを公開しているところも紹介します。

 

(5)EDGAR https://www.sec.gov/edgar/searchedgar/companysearch.html

日本の国立国会図書館が公開している、

rnavi.ndl.go.jp

によるとこのEDGARは「米国証券取引委員会(SEC)によるアメリカの有価証券報告書の開示システム」なんだそうです。

なので、一応公式的な有価証券報告書はここで見れるよ、ということのようですね。

ただ、ここは自分も全然まだ使いこなせていないので、今後頑張りたいと思います。

むしろ使いこなせる人に教えてほしいです。

 

番外編

(6)米国会社四季報

東洋経済が出している、四季報の米国版ですね。

長期のデータは分かりませんが、最近のデータがとてもわかりやすくまとめられてます。特に、初心者としては日本語で「企業概況」「業績概況」があるのが嬉しいです。

どのくらいあてになるのかわかりませんが、EPSなどの予測までありますね。どうやって予測しているのでしょうか、、、。

難点は、かなり限定された掲載会社数なので、気になる会社が載っていないことも、、、

 

 

というわけで、今日は米国の会社情報を調べるツールを紹介しました。

株無心者なので、もっと良い方法があるなどあればぜひ教えていただければと思います。それではまた~